Ⅰ. 内科(腹部MRCP)
1. 胆石
胆石は、肝臓から出される胆汁の成分が胆嚢等の中で固まってたまる病気で、固まった胆汁が結石のように見えるために「胆石」と呼ばれています。
食事療法や投薬で症状が治まる場合から、手術が必要な場合もあります。
腹部MRCPでは総胆管の状態、総胆管結石の有無を詳しく調べることができます。
2. 膵臓がん
膵臓がんは初期では症状があまり出ないため発見が遅れたため、発見された時点ですでに進行が進んでいることもあります。
また、このがんにかかる患者さんは年々増加傾向にあります。
腹部MRCPでは非常に小さな初期段階の膵臓がんでも発見することができ、早期発見治療に役立っています。